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Coca-Colaの一周巡ったローカライズ・プロダクト “The Coca Cola Bag 2012”

Coca-Colaとは、ペットボトル・瓶・缶で飲むもの。

ブランドマネージメントの視点からも、このパターンは飲むシチュエーションに合わせ、容器は基本各国で共通のものとして一貫性を与える。

たとえローカライズと言えど、この考え方は現在も多く支配するものだと思います。

が、Coca-Colaによる、このローカライズの在り方は、これからのサービスやプロダクトを展開していくうえで、未来となるヒントが多く含まれていると思います。

経済的に貧しい地域、ここではエルサルバドルで慣習となっている、「ビニールにコーラを入れて売る → それをストローで飲む → それをその場で捨てる」という一連の在り方に対し、全く異なる形で転換した試みです。

資源の再生という点、そして、ブランドマネージメントという点。

両者の視点から、できればCoca-Colaの正規の容器で売って欲しい、飲んで欲しいというのが本音なはずです。

が、経済的に貧しい地域の場合、それでは販売価格が高くなってしまう。

飲んでくれている人たちの為に、その配慮はしていきたい。

そこで、Coca-Colaが取ったアクションが、再生可能な素材で作られた「Coca Cola bag」なる、正規の代替容器の提供です。

原液で売り、ストローで飲む、という現地の慣習は無理に変えていかない。

しかし、地球環境とブランドマネージメント上の課題にはきちんと応える。

グローバル企業として、とても正しい、共感が得られる態度ではないでしょうか。

今後のローカライズ戦略において、多くのヒントがあると思います。


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