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オリンピック・インフォグラフィックス選 “New York Times – Olympics”

今回のオリンピックシーズンでは、とかく秀逸なインフォグラフィックスとビジュアライゼーションのプロジェクトが、多く世界中で発生しています。

そのうち、着眼点・企画・その美しさ全てにおいて、群を抜いた素晴らしいインフォグラフィックスを2つ程ピックアップを。

まず一つ目が、オリンピックのVIをモチーフにした、「世界の現状を、五大陸で切り取り、伝える」インフォグラフィックス。

ちなみに、「青」がオセアニア、「黒」がヨーロッパ、「赤」が南北アメリカ、「黄」アフリカ、「緑」アジア、という分類です。

「囚人の数」の割合



アジアと南北アメリカが群を抜いています。この開きの強さは強烈です。

「有害廃棄物」の割合



少し恐ろしさを覚えるほどのアジアの割合です。

「肥満人口」の割合



南北アメリカとオセアニア、そしてヨーロッパ。オセアニアがここまで高いものであった事を知りませんでした。

「銃の保有者数」の割合



世界的にバランスが取れている=一定数の人が世界中で保持している、という事。むしろそれは怖い事でもあると思います。

oceaniaeuropeamericasafricaasia from gustavo sousa on Vimeo.

今の時期だからこそ、世界を俯瞰するうえで機能するモチーフであるオリンピックのVI。

「競う」というオリンピックの趣旨からあえて離れ、「批評的に」VIの要素を用いる事で、メッセージの伝達効果がさらに強まっていると思います。




そしてもう一つが、「New York Times」による、陸上男子100m、水泳男子100m自由形、男子走り幅跳び。

その過去記録を俯瞰して閲覧でき、そして学べる、あまりに美しいインフォグラフィックスです。

陸上男子100m

水泳男子100m自由形

男子走り幅跳び

「角度」の使い方による俯瞰視点、効果的な「寄り/引き」が生む目線の導き方・閲覧への持続性。

なにより、データをデザインによって美しく、分かりやすく見せ・伝えるというその根源的な役割への忠実性。

今後クラシックと呼ばれる事になるだろう、美しいプレゼンテーションだと思います。

New York Times


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