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人間讃歌としての報道写真 “world photo press 2012”

東京では先日に展示終了しましたが、「world photo press 2012」を観てきました。

震災、津波、暴動、殺人、娼婦、、、。

一見、そこには世界の痛ましさや悲劇が凝縮され切っているように思えます。

どうしようもないやるせなさや、胸が詰まる、凝視する事ができない出来事への記録を通じる事で。

でも、全てを見終わると、

「人間って凄い!」

「自然って凄い!」

「地球って素晴らしい!」

そういった感情が、なぜかいつも生まれるのです。

「world photo press」とは、世界ではこんな事があった、こんな人たちがいる、背景がある、それを写真を通じて知る。

そういった事が本質にあるのではないと思っています。

もちろん、様々な事象を知る事もありますし、単純に素晴らしいだけで終えられる事の出来ない、悲劇としか表現できない写真も、数多くあります。

でも、人間讃歌、自然讃歌、地球讃歌。

その讃歌の精神を、まなざしを、感じるのです。

撮り手に宿る、人間や自然や動物への、愛情や敬意や畏怖の目線から。

だから、最終的には不謹慎さを通り抜けて「人間って、素晴らしい!」という感情が生まれ出るのだと思います。

こういった読後感を残せる事自体、奇跡のように思えます。

そして、とても大切な事にも思えるのです。


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