Inspiration
Leave a comment

一見感動的な光景に潜む、多数決の怖さ “New York Times – The Public Square”

Op-Docs

New York Timesに掲載された “The Public Square” という記事。

これは、Times Squareの真中でイスラム批判演説を始める、反イスラム主義者である人物に対し、ある人が歌いだすBeatlesの名曲「All You Need Is Love」。

その歌声が、徐々に伝播し、大合唱が始まり、批判演説をかき消すという光景の動画です。

この映像が、感動的という形容で多く広まったのですが、この映像を今観られた方は、どう感じられましたか?

9.11へのリアリティという異なりはもちろんあるのかもしれませんが、自分には、感動的という感覚ではなく、何か「多数決の怖さ」のようなものを覚えました。

賛成反対というレイヤーの話を越え、愛が必要というメッセージにもその通りでありながらも、多数で一つの声を打ち消すという行為自体に、狂気的な怖さや、気味の悪さを感じるのです。




日本で言えば、原発を作りまくれと叫ぶ人に対して、仮に同じような事があったとしたら、それも感動的という形容で広まるのでしょうか。

そうかもしれないが、何か、違う。何か、引っかかる。

もっと正直に言うと、この名曲がこうして使われる事に、小さな怒りすら感じてしまう。

少なくとも、この場に自分が居合わせたなら、同じように乗る事は、多分できない。

そんな気が自分にはします。

どう、感じました?


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です