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「その深さそのもの」を体験してもらう、というサイト伝達法 “thedeepestsite.com”

Borjomi02

ミネラルウォーター「Borjomi」。

このブランドが持っている一つのファクトが、「Borjomi とは、グルジアの地下8,000mからわざわざ汲み上げた水である」という事。

そこに着目した、超シンプルな価値伝達装置が、この「thedeepestsite.com」なる名前のサイト。

その名の通り、「世界で最も深い」サイトです。

Borjomi

ひたすらスクロールを繰り返し続け、続け、続けることで、、、最後に水脈にたどり着ける。

その「深さ」のストイックなまでの体験によって、伝えられる自ブランドの価値。

そのシンプルなロジックもユニークなのですが、 この「こういう単純作業も意外にまんざらでもない」というある傾向と、「ひたすら単純にスクロールしつづけること」という苦行の持続。

でも「始めた以上、引くに引けない」というアンビバレンスな人の感覚。

そのバランス感の微妙なマッチングが、センス良く結びついているなあ、と思います。

なんといっても、このうんざりする程の超長すぎるスクロール作業。

「ああ、この作業は何に一体結びつくんだろう?」と、ふともたげる疑問との葛藤。

そしてその突き放し加減。

そのバランスが、絶妙と思います。

途中途中で「今自由の女神像の高さに来ましたよ」とか「ピラミッドの高さまで来ましたよ」などとアナウンスは出るのですが、基本ほったらかし。

大した画面変化も存在せず、あとはひたすらスクロールしてくれ、という超突き放し加減と、最後までひっぱり続ける水脈への期待感。

分かりやすい事、到達しやすい事だけが、人を引きつける全てではないという事を伝えるのは、ある種の覚悟が必要とされます。

その意味でリスペクトされるべきサイトとも思えます。

thedeepestsite.com


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