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広大さ × 単純生理 × 超稀少性。その吸引力を示すゲーム “Curiosity– What’s Inside the Cube?”

640億個の、小さなブロックによって構成された、圧倒的に巨大な立方体。

そのブロックを、ただ単純に一つひとつ崩して行く。

が、その膨大なブロックを崩し、立方体の中に隠されたものを見る事ができるのは、最後のブロックを崩した人、「たった一人のみ」

という、目の覚めるような鮮やかでユニークな企画が、「Curiosity」と題された、世界的ゲームデザイナーであるピーター・モリニュー氏の最新作であるiOSアプリのゲームです。

まず、めまいが引き起こされるような、自分の前に立ちふさがる、圧倒的な、そして唯一の広大世界。

嫌が応にも引き寄せられてしまうスケール感と、神秘性がそこにはあります。

個々のアクションへ応じ、処理する事が得意なネットにおいて、あえて強制的に、でも圧倒的な世界を一つ用意する事で、人をまとめあげてしまうという企画の大胆さ。

ここにまず魅力を覚えてしまいます。

それでありながらも、行う事は「ただタップしてブロックを崩すだけ」という超シンプルなルール。

その落差を持ったバランス感覚に、またセンスを感じます。

そして、ブロックを崩す事の反復行為そのものが持つ、気持ち良さ。プチプチやなめこに近い、単純生理に訴える快楽性。

その快楽性が、このシンプルなルールを成立させる機能の一つを果たしている点も、魅力の一つでしょう。

そしてなんと言っても、「中身が見れるのは、たった一人のみ」という、その結果。

膨大な作業を重ねて重ねて経た結果、「たった一人」だけしか中身を見る事が出来ない、という超希少性のルール。

人を引きつけるものとは何か?の要素要素がいくつも組合わさった、見事な、そして何より超大胆な企画だと思います。

最終結果としての中身がどのようなものであれ、この切り口の見事さに圧倒されました。

Curiosity – what’s inside the cube


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