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その映画の色を取り出すと?フレームごとに色を抽出しビジュアライズするWebプロジェクト「The Colors of Motion」

「The Colors of Motion」は、著名な映画から、フレームごとに平均的な色を抽出し、一本分の映画を色変化というテーマでビジュアライズする、というWebプロジェクトです。



The Colors of Motion01

The Colors of Motion

例えば、ウェス・アンダーソン監督の「グランド・ブダペスト・ホテル」であれば、一定のフレームごとの色を平均値として抽出し(↓)、

The Colors of Motion02

そのフレームをタイムラインとして映画一本分配置することで、色面構成された一枚のビジュアルとして再構築しています(↓)。

The Colors of Motion03

対象の構成色を抽出して、抽象化するという切り口で言うと、例えば佐藤可士和氏のWebサイトなどが連想されそうです。



KASHIWASATO.COM for iPad from THA on Vimeo.

Kashiwa Sato.com


また「The Colors of Motion」は一枚のビジュアルとして落としこむという切り口ですが、抽出した構成色を用いて全く別の対象へと置き換えてしまうというアイデアもあるかと思います。
例えば、このシンプソンズをモチーフにしたワインボトルのデザインプロジェクトのような。

The Colors of Motion05
The Colors of Motion04
Wine, or maybe not?


また別の対象へと置き換える、という例でもう少しコンセプチュアルな例を挙げると「LIFE COLOR CLOCK」なども挙げられそうです。



FacebookやInstagramなどの写真から色を抽出し、それを「自分だけの色時計」として置き換えるという作品です。

LIFE COLOR CLOCK


と、類似する過去の切り口を挙げだすと結構出てきそうですが、このプロジェクトで面白い点は、一本の映画を一枚のビジュアルとして再構築する、というデジタルコンテンツのアイデアを、その後「一枚のペイント作品として落としこみ、そのままオンラインで販売している」という点かと思います。

The Colors of Motion06

色を抽出して何かを生成するというのは、デジタルコンテンツの文脈では特に親和性の高い切り口です。

が、その切り口だけに留めず、それを手に取れるリアルな作品と販売化まで落としこむというこのプロジェクトの展開法には、別の価値観が模索されており、とても面白さを覚えます。


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